2019
11/30

泣いてたカラスがもう笑う

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静寂を破る大群。とうとう北浦浜に押し寄せました。多くの知人友人家族親戚が箱詰めに追われてました。これでなきゃ季節ハタハタではありません。
14時にメス500箱オス500箱が漁協の庭に並ぶ。その後も続々と運び込まれています。どのくらいになるのか?数千箱は間違いありません。

去年はこんなシーンはありませんでした。良かった!!良かった!!
設定価格は昨年一昨年のを参考にしましたが、3~4年前の価格でお届けできますね。きょうも多くの荷物を発送しました。お待ちかねでしょうが、もう数日我慢してください。あまり多くのご注文だったもので、少々手間取ってます。
問題はオスが小さくて、箱開けて「何だこんな物!!」の可能性があります。少し時間ください。

これがいつまでも続くとは思ってません。20数年前の解禁後は幾度となく群れがおしよせ3周間は続いたが、近年は2度押し寄せて終わってます。楽観はできません。

船川地区はよその盛況を見てるだけですが、もう数日で来ますよ!

2019
11/29

沈鬱の男鹿

先日椿地区で多少の水揚げがあったが、それっきり。男鹿は重苦しい風ですね。
番屋にわたしのにこやかな顔はタブーです。なんとなく「どうですか~~」と遊びに行きづらいですね。
あったら連絡くださいの伝言も虚しい。

けさ北部八森で2000箱あがったと連絡あり。「選別してないのでブッコミ(無選別)だけど」
販売できない大きさは半分出るだろう。様子を見るため試しに買います。こちらでメスオス大きさを選ぶ。小さいのは、加工用に回す。
明日朝運び込まれるので、そのことで一日過ごす。アッという間に夜か~~。

北浦はこれから波が高く漁は難しいだろう。それでも顔を出そうか??

2019
11/27

その後

きのうの水揚げあった男鹿南部、門前、双六(椿漁港)きょうは各所殆どありません。
明日は北浦地区波3メートルで網を上げると思う北西の風がまともに漁場を直撃するからです。
28日時化あとかな?

船川漁師さん「ハタハタ来ないような気がする」ま~そんなこと言わないでください。当地区は全然上がっていません。

2019
11/27

さきがけ新聞より

秋田県や県内の漁業協同組合でつくるハタハタ資源対策協議会は26日、本年度2回目の会合を秋田市のアキタパークホテルで開いた。約20人が出席。県漁協が、9月に始まった沖合漁の漁獲枠を積み増す意向を示し、最終的にこれを了承した。漁期の途中で漁獲枠を増やすことは異例。そこに至る協議では、流通業者や加工業者らが「決めた枠は守るべきだ」などと異議を申し立て、県漁協と激しくやり合う場面があった。

 協議会は先月下旬、今漁期(9月~20年6月)の漁獲枠を昨季より150トン少ない650トンとし、沖合と沿岸で5割ずつ(325トン)とすることを決めている。

 この日の会合では、県漁協の担当者が、県北部や県央部の沖合漁では割り振られた漁獲枠に達しそうな漁業者が既に出始めていることを説明。その上で、漁業者がそれぞれの漁獲枠に達しても条件を設けて漁を続けることを決めたと報告した。

 その条件は▽漁獲枠に達したら漁を1日休む▽それ以降は1日当たりの漁獲量を1200キロ以下とする▽県内の漁港で沿岸漁で5トンの漁獲があればやめる―との内容。これを聞いた委員からは、疑問の声が続出した。

 「県水産振興センターの調査では1歳魚が少ない状況。それぞれ枠に達したら漁をやめ、資源を来年に残すべきだ」。県漁協指定仲買人組合の佐々木孝博組合長(にかほ市)はこう訴えた。

私見・・やめた方が良い。保護でしょう・・。

2019
11/27

今朝の北浦

朝6時半船は出た。約12Kの漁で漁師さんも手を横に振っていた。
メスは大2割り中7割小1割。問題はオスで大がほとんど見えず中小がほとんどだ。フりかす(産卵を終えたメス)が多いのが気になる。

きのうの夜は多少あったと、少し笑顔。きょうの夜から本番かな~?

さてメスの価格だが、大が少なく中が主だから末端K2200円~2500円かな?

2019
11/26

11月の

ハタハタって、イメージと違う。
雪とハタハタのマッチングがベストだが、11月だと??お客さまも、急がないと思う。
これが12月だと、今頃電話対応のため一人張り付きとなるが、あったのは一件だけ。12月だと、すぐ送れ、早く送れで忙殺されるがなんとも落ち着いたものです。
北浦浜へ行こうかと思うが、もしあっても浜値など聞いてから仕入れしたほうが良いでしょう。走りに手を出すと痛い目にあうのははっきりしてます。私も少し年とったと思う

2019
11/26

魁新聞

秋田県男鹿市船川港双六の双六漁港で26日、季節ハタハタ計約180キロが水揚げされた。夕方の競りにかけられる予定で、今年の県内の初漁となる。初漁は昨年より7日早い。

 産卵のため接岸する魚群を小型定置網や刺し網で取るのが季節ハタハタ漁。県水産振興センターは2019年漁期(9月~20年6月)の季節漁の初漁日を、予測を始めた1983年以降で2番目に早い今月24日の前後3日間(21~27日)と予想していた。

わたしの予測は大外れで、お詫びいたします。

2019
11/26

初漁

断片的情報ですが、男鹿市双六地区(船川港所属)で180K。八森で120Kの水揚げがあったと連絡ありました。
その情報から、北浦地区は14時一斉に網を入れた。これはわたしの目の前だから間違いありません。

ま~その数量だと、砂漠に雨のひとしずくですね。

北浦地区は8組が網を入れた。去年は10組?その前は16組。初めのころは20数組だった。
あ~とじぇね(心細い)
高齢化の波が北浦地区にも・・・。

夜、浜に行くのでしばらく禁酒ですね。

2019
11/24

18時30分

船から連絡ありました。
「ほとんど無かった」とのこと。[きのうまで沢山あったのに、一日でこんなに変わるなんて?」とメールありました。
沿岸に向かうため、一斉に下へ潜ったのだろうか?

きのうは「戸賀沖」で沢山漁をした。戸賀沖で取れると、約一週間~10日で北浦浜へ寄ってくるとのこと。
胃が締め付けられる。こんなときは大田胃散より、沢山のお酒で気絶状態が正解かもね?

2019
11/24

小春日和

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宮城道雄さん「春の海」で、なんとも穏やか。気温19度でハタハタの気配無し。沖に漁船が見えるが「石タコ」でも取ってるのではと漁協の職員。
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ハタハタを汲み上げるポンプの設置をしていた。
若頭佐藤さん「お~~笹渕さん、ひさしぶり」
わたし「んだがら」(まったくそのとおり)
佐藤さん「お~~体格良くなったすな」
わたし「なも、みな緩んでしまっただけだす」
準備で忙しそうなので早々と帰社。
今朝4時半起床、現在18時で終了は20時かな?
今が一番忙しい時期です。ハタハタが上がり始めると、そのことだけやってればOKだから、かえって楽と言えば楽。だからハタハタ前に全部でかさなければなりません。
きょうの作業は「頭取りハタハタの計量」で学校給食は目方指定なので一匹づつ計る。約3000匹をこなす。(無茶苦茶早いですよ)
そのあと「ハタハタの酢締め」。ところで冷蔵庫に入ると、発酵した麹のために酒蔵と同じ。
そのあと、鮭を約2000個カット。ここまでで18時。
その後「沖合ハタハタの荷受け」が待っている。
あっそうだ、「一夜干し」もやった。
きょうは日曜日なので、一人仕事です。ふだんは顎で指示するが、きょうはこまねずみで顎を出してます。
あ~~早く終わりたい。

2019
11/22

朝4時

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きょうは寿しを漬けるので4時起床。気温3度。
浜へ行き船の出港を確認。天気も穏やかで全船沖へ出ている、一週間ぶりだ。船が出ているのでアルバイトへ明日仕事あるからとメール。その他夜の荷受けがあるので、段取りが必要だ。年内の必要量はほぼ漬けたので、そろそろ全部頭を切り冷凍する。
わたしの初漁(まとまった漁)予測は12月5日。なぜなら、水道水が12度だからです。近年海水温が高く、季節ハタハタの接岸が遅くなっている。水道水が10度以下にならなければ接岸は無理だ。海水温は7~8度で接岸産卵が通常。
最近は表層の温度が高く海底深いところで待ちきれず産卵するハタハタもあると聞いた。ま~快適な生活、産業のためには石油を消費しなければならないので、痛し痒しか。
朝早いと体が動き出すのに時間がかかる。日記を書きながらそれを待つ。

2019
11/21

ご注文

生ハタハタを限定販売にしました。みなさん待ってらしたんですね、沢山のご注文ありがとうございます。これを無制限にお応えしてたら大変なことになってました。
わたしも古希を迎え、頭も活発に動かなくなりました。ま~限定がベターでした。
それで、寿しと一夜干しはオープンにご注文いただけるようにしてますので、是非ご利用ください。

ご婦人の方から寿しのご注文がありました。「ブラタモリ」を拝見なさったとのこと。男鹿にもいらしたみたいですね。私は6時半には布団に入りますので見そびれてしまいましたが・・。
「秋田の男っていい男ばかり・・」
「わたしもかなり良い男です。」
「そうでしょうね、なんとなく分かります」
「ところで、お客さまも良いお名前ですね」
「あら、ありがとう!とても嬉しいわ」
「それで、男ぶりよりも性格のほうがいいんですよ」
「お話してて、よく分かります❤」
ハタハタ間近で気合の入り方が半端ないですよ~~。

それにしても、沖合は1週間時化てます。こまったものです。明日は出られそうだが・・?

2019
11/21

北浦浜

漁協に用事があり、北浦浜へでかけた。男鹿東中学校が、給食甲子園の決勝進出を果たした。健闘を祈ってます。秋鮭のレシピとのことで材料調達です。
さて浜は寒い風が吹き抜けていました。その中漁師さんが準備に懸命。「親方元気か?」など軽口叩ける雰囲気ではありません。写真だけ掲載します。
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鉄パイプにビニールシートを張り、その中で選別作業をします。夜中の仕事ですので過酷ですよ。
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灯台の右側が(写真外れたあたり)絶好のポイント。いわゆる徒歩3分の距離です。しかし寒かった~~。

2019
11/21

胸が締め付けられる

初漁予測がでると落ち着かない。早朝船川の浜(車で2分)へ行くと、網を入れる船が出るところだった。
秋田県南部からも網入れたかと問い合わせ。みなさん熱い鉄板に乗せられた猫みたいである。
さて、北浦地区へ明日天気も良さそうなので様子を見に行く、カメラを忘れないようにしよう・・。
それと学校給食の注文が多く入っている。ハタハタが上がる前に少しでも作らなければ・・そうだ生協もある。あれもある、これもある・・胸が締め付けられる。
昨年はハタハタ販売中止なので慌てることは無かったが、その虚脱感。一転この高揚感!!ほとんど躁ですね。

2019
11/20

あきたさきがけ新聞より

季節ハタハタ、初漁予想は24日 過去2番目の早さ
2019年11月19日 掲載

 秋田県水産振興センターは19日、2019年のハタハタ漁期(9月~20年6月)の季節漁の初漁日を、過去2番目に早い今月24日ごろと予測したと発表した。
 初漁日はまとまった水揚げがあり、初競りが開かれる日。底引き網漁調査で採取した雌の卵巣重量などを基にセンターが予測している。今年は卵巣の成熟が例年より早く、初漁日を24日の前後3日間(今月21日~27日)と決めた。これは予測を始めた1983年以降、最も早かった2016年の11月23日に次ぐ早さ。

初漁といっても、まとまった漁とはかぎりません。「ハタハタあったでしょう?」と問い合わせの電話が殺到しても、はしりの高値では仕入れませんので、ご了承ください。
準備だけは進めなければなりませんね。

2019
11/18

魁こども新聞・ハタハタ漁

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すいません。縦にする方法分かりませんので、見ずらいでしょうがよろしくお願いいたします。
私の記事だけでは信ぴょう性に欠けると思いますので掲載しました。

2019
11/16

小休止

しばらく日記を休んでましたが、体が動かないし頭も回らない。時化も長く、アルバイトの人も見つかりようやく午後からお休みです。
あ~疲れた~~。
お休みとはいえ、ハタハタを干してるので乾き具合を点検してます。明日は学校給食用のハタハタフライのため、目方分けですね。

毎日朝5時から夕方5時半まで作業があり、お風呂に入る気力もありませんでした。

ぼつぼつ書いてますが、起承転結も組み立てできません。思いついたことだけ書いてますので、その気だるさを感じられるのでは?

少し布団に入ってきます。(14時30分)

あっそうだ!北浦浜も準備できたか見に行かなければ・・・疲れたから・・行きません。

2019
11/16

ま~ま~の大きさだから

去年断念した「一夜干し」「子持ち三五八」の製造も忙しい。「三五八」は30匹前後2800円(税別)とかなりリーズナブル。少し安く設定したかと思いますが、ま~どこか息抜くところがないとお客様が沸き立たない。予約随分入ってますが、対応できるかな?
ま~私見ですが、脂があって美味しい。産卵前なので子供は熟成してませんが、その準備のため「沖アミ」を食べてるので脂がグー!!
品切れの場合12月季節ハタハタで作ります。
「一夜干し」も注文書には12~14匹3000円(税別)となってますが24匹3000円でお届けします。

ネットで注文いただくと対応できませんので、ダイレクトメールの方だけですね。
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2019
11/16

沖合のハタハタで今期を占う

気になる大きさですが、大サイズが全体の10%中サイズが全体の85%小5%と見受けられます。
現在男鹿おきで底引き網漁が行われています。数量は昨年比同時期としては、昨年並ですね。
大きさが揃っているので、箱に入るハタハタが多くなります。そのため昨年大不漁だった男鹿地区もそこそこ荷揚げされるでしょう。
なお、小さいハタハタは加工用として秋田県漁協の冷凍庫に入ることになります。私としては加工用の確保もできることが希望ですが??

きょうも時化てまして、やきもきしています。ただ昨年並みに寿し用はたはたが入荷していることから天気が良ければ同様の量は確保できるでしょう。
ただ危惧されるのは全体中サイズで、同様のトン数ですと、全体の個体数は減っていることになります。昨年は少々が主体でしたので・・。

寿しを切るとき中型なのでとてもはかどっています。個体が小さい去年はあまり小さいので鳴きが入りました。倍以上のペースですね。

きょう16日は道の駅「オガーレ」でハタハタ直売の予定も時化のため中止。お一人さま3K入れ10箱までと大盤振る舞いも時化にはかないません。男鹿の消費者には「10箱まで」というハタハタへの貪欲さに驚くばかりです。
次は23日の特売。好天を祈る。

2019
11/10

きょうは出た

生が入ると寿しの作業にかかる。しかし時化ると生は休みで別の作業となる。日々生に対応できるのは小さな会社からです。
多くの人を抱えると毎日計画的にしなければなりません。そのため大手は、寿しの原料を冷凍に頼らざるを得ません。生で作る寿しは美味しいのは分かっているが、難しいのが現状です。
数日荒れた天気もきょうは穏やか。沢山のハタハタを期待してます。

2019
11/7

一夜干し

急に寒くなってきました。今朝は5度とだが、あまり寒いと思わなかったが、疲れたせいか、寒いわ~~。
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ハタハタを切りながら、大きいのは一夜干し。沖のハタハタは脂がのって美味しい。
ふだん褒めない家内が「うめ~!」

今夕方6時。内蔵を抜いて干しています。作業は終わらない。

2019
11/5

総会を終えて

男鹿市出身の皆様へ

令和元年度総会を終えて

ふるさと男鹿では季節ハタハタの声も聞かれる今日この頃ですが、男鹿市出身の皆様にはご健勝のことと存じます。
さて、令和元年度「首都圏男鹿の会総会」は、去る10月27日アルカディア市ヶ谷に於いてたくさんのご来賓と会員が出席し盛大に開催されました。
菅原市長が公務出張のため船木道晴副市長から、男鹿の現状や活性化イベントなどの様々な取組について鮮やかな写真を使った分かりやすい説明がありました。
第二部懇談会では、男鹿のなまはげのユネスコ文化遺産登録を記念して「なまはげ太鼓」の出演をはじめ、恒例となったふるさと男鹿の特産品が当たる抽選会やダダダコなどにより賑やかに懇親を深めることができました。
総会に出席されますとふるさと男鹿の雰囲気を満喫できます。
男鹿市出身の方で男鹿の会加入を希望される方は下記の小坂まで電話かメールで申込願います。

首都圏男鹿の会 会 長 登 藤 善 見

加入申込先 首都圏男鹿の会 幹事長 小坂幸雄
           〒241-0815 住所 横浜市旭区中尾2-7-2-603
  ℡ 046-391-2465    mail : kosaka17@abf.mm-m.ne.jp 

大変な賑わいと連絡がありました。スナップご紹介
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副市長ですが、かなり優秀な方とお聞きしています。男鹿みなと病院で辣腕をふるったと家内から聞きました。褒める褒める。
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ユネスコへの登録もかない、男鹿市が大奮発で出演となりました。
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笑顔笑顔で北浦地区の面々。
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最後の締めくくりは「ふるさと」の大合唱!!いちばん左端が会長で・・オッ遠藤さんもいる!右端の人はよそ見しないで歌いなさい!

わたしもいつかは参加したいですね。でも沖合のハタハタの水揚げ時期だから、やはりしばらくは無理かな?
みなさんお元気でお過ごしください。

はたはた通信 発行責任者 男鹿海洋物産 笹渕
はたはた通信 発行責任者
男鹿海洋物産(有) 笹渕
首都圏男鹿の会のご案内
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