男鹿海洋物産有限会社
〒010-0511 秋田県男鹿市船川港船川字泉台67-74
TEL0185-23-3393 FAX0185-24-2880
月末
朝から走り回っていて、一件送金忘れがありました。「ハタハタが始まってしまい・・・」これで十分弁解になります・１４０００円なんです。
これから、わたしも１１時まで請求書を作ります。間違わないように慎重にやってる途中で眠るかもしれない。
事務の子にやらせたらよさそうなものですが、明日は恒例の怒号が飛び交いそうで、請求書どころではありません。ですから今やるしかない。
きょうは直売できませんでした。いつもは「ハタハタ大特売」の幟を立てるのですが、釣り銭準備する時間もなくて・・このまま直売できないかもしれないな～。
オスが高い
船川買えませんでした。凄い高い。当初見込み価格の「４K２４００円」をセリ値段が超えています。あとは２３時北浦の入札だが、少し高くしないと駄目みたいだ。
それと、船川地区の水揚げが好調で、あと２日くらいで漁を終えなければならないと親方が話していた。その事情から、高値で終えそうです。
結局北浦も同じく早く終わりそうです。予約まだ沢山残ってるのに・・・。あ～パンシロン健胃錠を噛み砕かなければ・・胃がよじれてます。
寿しと一緒のお客様へ・・・ハタハタだけ先に送りたいのですが・・寿しのできるのが１５日頃なんです。
１６時のセリ
朝とれたてのハタハタを荷造りするのは楽しい。鮮度抜群ってのはクール。気になる大きさですが、大きいのもあり、小さいのもある。わたしの感覚では、思ったよりかなり良好です。
１６時北浦９０箱しかなく、またもやセリで「オスハタハタ」負けてしまった。あと１７時船川、２３時北浦で買えるだろうか・・。
現在１６時５０分。男鹿防災メールが入り、「竜巻注意報」が出た。ここ船川地区は大荒れ！北浦は穏やからしい。山ひとつ超えると天気が違う。
今朝は４時半から稼働し、休憩なしで現在時。日記書いてるのが休憩。オッと遊んでいられません、今朝作ったフライの整理がありました。それではのちほど・・・。
メス発送開始
今朝早朝のを荷造りしています。なお、オスはセリで負けたので混みとオスは明日かな。また負けたらどうしましょう？？胃が痛い
昨年は初漁２日間だけメスがいて、その後取れなかったので、メスは４５００円でとにかく発送します。
セリ
船川・北浦合わせて６００Kの水揚げでした。昨夜のセリで、メスがK４０００円の価格で昨年並み。ちなみに、３Kだと１２０００円でそれに箱代が加算されます。中央市場での卸価格は、セリ人利益・それに運賃・市場手数料・仲買人利益がプラス。末端価格は想像できません。
私は手を出しませんし、出ません。
合わせ荷物
毎年 お世話になっています。近年はいつもハラハラドキドキですね。NHKも見させていただきました。ハタハタ ?メス・オス混み 3Kg 1箱を予約します。ハタハタ寿しと一緒に配送してください。まいどさんです。テレビご覧になられて・・良かったです。水槽で産卵の場面がありました。そこで指揮してたのが水産振興センターの甲本先生。 資源量の算出から、このたび枠を厳しくしました。ま～保護のためには、やむを得ないと思います。わたしには厳しい措置・・漁師も、小売も、消費者も、多くの方が耐えなければいけませんね。 ところで寿しは１５日頃できます。ところが、生ハタハタがその頃終わってる可能性あります。別々に送る段取りしたほうが良いのですが・・・。 寿しの時に生ハタハタ無かったら諦めるのも選択肢にあります。ごめんなさいね。いま一度ご一報ください。
１２時５０分
さきほど、船川の親方を訪ねた。
ソファーに横になり眠っていたので気の毒になり帰ろうとしたら、エンジン音で目覚めた。
「漁あった？」
「メスだけで１０箱上げたよ」
「夜まで２００はあるかな？」
「そこまでいくかな～？」
希望価格を話したら、「今日はその値段じゃ無理無理！」
本格まで待ちます。
接岸ありました
午前中船川地区で２～３箱水揚げされたとのこと。夜のセリまではもう少し上がるでしょう。本格漁までもう数日ですね。
午前中北浦の漁協冷凍庫と番屋に立ち寄った。
今年各番屋の割当数は、１５００個で操業をやめることになった。これは絶望的な数字です。厳しくなるな～。
前夜の胃痛
ネットをやってない町内の方が多数、注文書持参でやってくる。
「今年はメス高いから、オスメス混みでよろしいですか？」
「お任せで高くてもいいから、お願いね！８ヶ所ほどだから・・」う～～胃が痛い。
「日記」を閉じてからも多数のお問い合わせがあります。漁が始まらないとどのような動きになるのか見当がつかない。
去年はの出だしはメスが好調で、少し待てば安くなると買い控えの方が多かった。わたしも次にしたらとノンビリしていた。しかし、その後メスがいなくなり、超高値だった。
枠も削減されたし、今年は出だしから購入しようと、多くの方が考えているだろう。わたしも「早めがいいすよ！」
あ～どうなるのだろう？胃が痛い。販売者がこれでは、一般の方の不安を招くだけだ。
北浦地区では明日２９日、網を入れていよいよ季節ハタハタ漁が始まる。昨年の初漁予報は２７日で、上がったのが４日。今年は２９日だから結局４か５日ではなかろうか？まだ本当の寒さを感じないから・・。おいら結構ハズレが多い。
きのうは大しけ。番屋では親方だけがテレビを見ていた。妙に静かだ。明日は全員集まって賑やかな番屋に戻るだろう・・親方も読めずにいました。
ハブ効果
ビールと缶酎のあとで、なにを食べようか？あっ、渡辺から送られてきた「ハブカレー」があったな。
先日、渡辺にゴルフのエッセイとか随想など１５冊ほど贈呈したにもかかわらず、全部戻ってきた。迷惑だったようだ。中に、ハブカレーが入っていた。
ありがとうのメールを送ったら、あなたの健康に問題が無ければ私も食べると返信。わたしは茶坊主かと言いたい。気を取り直し説明書きを読む。
ハブエキス入り「ハブカレー」が誕生。沖縄から予測不可能な元気を発信と書いてある。酔った勢いで食べた。中辛と表示してるが、甘い。女子供の食べ物と思っていたら、体が熱くなってきた。これはまさに男のカレーだ！
お～～い首都圏男鹿の会・登藤さ～～ん！！疲れ取れたよ～～！！これからはハブの時代だね。渡辺～～疲れが一気に取れたよ～～！！
それで、最後に「注意＊このカレーを食べた方へ ハブの捕獲は危険です。」と書いてあった。おいらと性格似てる。
ハタハタ漁暗雲立ちこめながらもこの日記を書いてるのも、ハブの毒だろう。
本日の相場閉じます
申し訳ありませんが、初漁前に「ハタハタ本日の相場」を閉じます。「子持ち三五八漬け」も予約受付を中止します。漁模様を見ながら再開するかもしれませんが、厳しい状況です。
２９日、くじ引きで船のでる順番を決めます。そしてお昼、くじ順により船が出て目指すポイントに網を入れることになります。海は広いとはいえ、ハタハタが密度高く集まるのは２００メートル四方。そこに網が入らないと、徒労に終わることが多いのです。
さきほど浜に行って来ました。準備はできていますが、漁が始まる前の「やるぞオーラが出ていません」。昨年実績の３分の２では気勢が上がらないのもやむ無しでしょう。浜も肩を落としてますね。
ここ３年前から急激に水揚げが落ち込みました。そのためハタハタ経営も苦しいと感じられました。２７組だったのが今や１７組。ことしの枠が厳しいことで今後も漁を取りやめる組が出てくると思われます。
資源保護のことを考えれば、今後のためにも必要な措置です。
その苦しみを地域全体で分け合うことになります。ハタハタを軸に冬の秋田は活性するのです。漁師さんやそのお手伝いチーム・セリ人・運送・市場・一般小売・購入者・箱製造・加工業者など、あの躍動感が損なわれるのが残念。
予約もかなり入りましたが、それで目一杯でしょう。そのため「相場」を閉じます。
浜へ行きたいのだが
きのうは突風と強い雨で、少しアラレも混じっていたとのこと。フライ作りの作業に没頭し、アラレまでは気づかなかった。
この日記ですが、昨年は１１月に６０回も書いている。ことしは２１回でかなり少ない。本当に取り込んでいて、体力がありません。初漁の準備もできてないし、焦っています。
ご注文のメールが沢山入ってます。去年はまめに愛嬌使って返信メールしてたのですが、今年は簡単な返事だけで申し訳なく思っています。このままの切羽詰まった状態で本番を迎えようとしています。
きょうは曇りですが穏やかな天気。浜の親方にもご挨拶に行かなくちゃ・・時間あるかな？
あすから電話番と伝票整理の女の子が来てくれるので、少しは余裕できるかな～と考えてますが・・。
漁獲枠（魁さん拝借）
ハタハタ漁業者、漁獲枠拡大を要望 沖合は早期に枠超えも 漁業者から漁獲枠の拡大を求める意見が相次いだハタハタ資源対策協の第２回会合 ハタハタ資源対策協議会の第２回会合が２１日、秋田市で開かれ、漁業者から漁獲枠の拡大を求める意見が相次いだ。漁獲枠が昨季の半分以下であることから「経営が成り立たない」、今季は沖合の底引き網漁が好調なため「早期に漁獲枠に達しかねない」などと主張。協議会の遠藤実座長は「今後の沿岸漁の状況を見て、漁協と県で協議し対応を決めたい」とし、結論を見送った。 会合には漁協や県関係者ら約２０人が出席。沖合部会の船越守座長＝八峰町＝は「底引き網漁の漁獲量は昨年同期の倍程度となっており、早い段階で漁獲枠を超える可能性がある」と話し、自身はあと数回の漁で枠を超えるとした。 今季の漁獲枠は、先月の第１回会合で昨季の半分以下となる８００トンに決まった。内訳は沿岸漁４８０トン、沖合漁３２０トン。県漁協によると、９月１３日に始まった底引き網漁の漁獲量は既に約１５０トンに達し、沖合漁獲枠の半分程度になっている。 沿岸部会の杉本貢座長＝男鹿市＝は「経営が成り立たず、漁に出る人が半数以下になるかもしれない」と話した。同市五里合地区の漁師約２０人で漁獲枠を配分した結果、１人当たりは約２トンになり、採算ラインぎりぎりだという。
初漁予想（魁さん拝借）
季節ハタハタ、初漁は２９日ごろか 資源対策協が予想日発表 秋田県や県内漁協でつくるハタハタ資源対策協議会（遠藤実座長）の本年度第２回会合が２１日、秋田市のホテル大和で開かれ、県水産振興センターが季節漁（１１月〜来年１月）の初漁予想日を平年並みの今月２９日ごろと発表した。 初漁日はまとまった水揚げがあり、初競りが開かれる日。雌の卵巣重量や海水温、気象予報を基にセンターが予想する。今年は卵巣の成熟、天候とも平年並みのため、初漁予想日を２９日の前後３日間（２６〜１２月２日）と決めた。 沿岸の水温は順調に低下しているものの、海がしけずに穏やかであれば、接岸が予想よりも遅れる可能性がある。昨年の予想は１１月２７日で、結局１２月３日船川地区で初漁毎年初漁予想が出ると、胃を絞られるようになります。凄いストレスで、新三共胃腸薬を年一回買うのも今の時期。薬も飲むっていうか、噛み砕いてます。 初漁になれば、スタッフの補充や、氷のこと、冷凍準備とか数えきれないことをこなさなければなりません。どれかひとつ欠けても、ハタハタ戦争に遅れをとってしまう。 ＊製造作業できない１２月納品用の「フライ」などが不足なのが、今までに無い今年の現象。 ＊冷凍用のオスを備蓄できるか・・・これが一番のストレス ＊予約伝票を間違いなく処理し、水揚げとともに処理できるか？ まだありますが、書いてるうちに気持ち悪くなってきました。午後１時から床暖房の設置をします。
鹿児島の方でも食べれるだろうか？
中学の頃から父に反発することが多く、父は悩んでいました。１８年前に亡くなりましたが、いまでも申し訳なさで身の置き場もありません。早朝メールが入りました。ご紹介します。
はたはたのメス、オス混み3㎏ 3000円を注文させて頂きたいのですが、御相談がありまして。
私の父がはたはたが凄く好物なのですが、九州の鹿児島なもので...干物に加工されたものしか食べたことなく、私が東京に上京して生のはたはたを売っているのを見たときはビックリしました。
その事を父に話したら「スゴいね、美味しそうだね」と毎年時期になると言っていました。
なのでいつか食べさせてあげたいと思っていたのですが、スーパーのを送るわけにもいかず、今年もそろそろ時期だなぁと思っていたときに御社のホームページが目につきました。
拝見させて頂きまして、他の販売会社のはたはたより新鮮でしっかりした感じで、なにより、はたはたに一所懸命な感じが致しました。(申し訳ないです。何か上から目線な感じで。言葉が見つからず)
私の祖父が漁師でしたので、365日ほとんど毎日魚を食べなければ何か気がすまない、魚好きな家族です。
なので、良いはたはたを高くても良いから送ってと言いたいところなのですが、私もまだ大学生でそんなセレブなことは言えません。
日記も拝見させて頂きました。今年は水揚げ量が少ないようで大変な様、ネット販売も終了するかもしれないとのことで慌てて注文させて頂きました。
せっかく送るので良い物がいいのですが、高値の物や御社のキレイなはたはたを見ると他の販売会社の物には手を出せません。
父を喜ばせたいので、出来るだけ美味しそうなはたはたをよろしくお願い致します。発送時期はいつでも構いませんので。
あともし可能でしたら、送られて来たはたはたは、まずどのようにした方がいいのかの正しい処理の仕方や美味しい調理方法がありましたら教えていただきたいのですが...毎日お忙しいと思いますので、もし大変のようでしたら自分で調べますので大丈夫です。気になさらないで下さいませ。
お忙しいところ長々とメール、わがままを言いましてすみません。どうかよろしくお願い致します。
鹿児島は遠いので、ハタハタに馴染みないだろうし、大丈夫だろうか心配になりました。
予約が多ければ・・・ネット販売はやめます
順調に進行し、寿し用の切込みもあと２回、今月いっぱいで漬込みも終わりそうです。そうなると、あとは１２月納品のフライを一所懸命作るだけの一本道。少し気持ちに余裕が出てきました。作業も楽になり、きょうは一斉にダイレクトメールの折り込みと郵送を終えて一段落。
昨年１２月の日記を読んでみました。文章も下手でひどいのですが、漁はさらにひどすぎる状況でしたね。そのことで、今年は「本日の相場」を早めに店仕舞いすることになりそうです。ネット予約も昨年発送した数に近づきました。ダイレクトメールの注文数で閉店するか決めます。昨年１２００トンの水揚げ実績に対し、８００トンで打ち切りの方針が出ました。
「本日の相場」と銘打ってますが、煽るようで嫌なタイトルと感じています。まして昨年同様メスの様子が分からないので、生売りとは別に、当初から冷凍する業者がいると思われます。そのため高値維持で推移することは免れませんので、相場って感じじゃないですね。
状況を見て、店舗販売だけの「本日の相場」になるかもしれません。
ハタハタ大漁祭
きょうは秋田椿台カントリーの「ハタハタ大漁祭」でしたが、１７日１８日と海の状況が悪くて船は空戻り。なんということでしょう。
そのため、参加賞に予定していた「生」を「一夜干し」に切り替えました。自然あいてのこととはいえ、楽しみにしていた皆さんには申し訳無し。
「船は出てないので一夜干しです。」
「こんな穏やかな天気なのにですか～？？怒怒！！」
漁のポイントは、ここ船川港から西へ２０Kくらい。陸は軽い北風だが、海は遮るものが無い。大きなうねりが遠く見える。それも注視しないと分からないし、普通の人だと気が付きません。わたしも何度天候に騙されたことか・・。
今朝も快晴だった。少し北風があるくらいで、きょうは大丈夫だろうと思っていたら「きょうも漁はできません」と、７時のメールでした。
今朝３時に起きて、秋田市中央卸売り市場へ走った。「生ハタハタ」が無いのだから、他の海産物を調達しなければならない。帰ってきてからレンタカーを借りに行った。「１トン冷凍車」を頼んだのに「１トントラック」で呆然とする。
きょうは、「椿台」「横手の学校給食用フライ」「角館へ寿し用ハタハタ」これらの配達だったのです。時間が無いので、シートを引っ張りだして出かけるしかありません。
帰社は１９時半・・・長い一日でした。
そのため、メールの返信遅くなりましたこと、深くお詫びいたします。堪忍してください・・・。
さらに余談
看板が飛ばされたのを、１年以上気がつかなかったのを作り話と思われるでしょうが、本当です。
「看板が半分無いぞ！」「アッ本当だ！」とスタッフ。
右側には「物産㈲と電話番号」が書いてましたので、近くに落ちたのであれば連絡があるはずです。
とにかくひどい超弩級の低気圧で、台風よりもひどかった。台風は速度が早く通り過ぎるが、あの低気圧は牛歩の歩み。大きな倉庫の屋根がめくれたり、各所で同様の被害が多数出ました。人間が持てば重くとも、あの風だったら海まで飛ばされたかもしれない。
気がつかないことに、みなさんは頭を傾げてしまうでしょうが、私も見つからないことに頭を傾げています。
もう２週間前後で漁が始まります。ここ数日の暖かいお天気が気になります。海水温が１３度でハタハタが沿岸に押し寄せますが、沖合では順調に水揚げされています。例年同様かな？去年は１２月３日が船川地区、４日が北浦地区の初漁でした。
ただ、平成１１年１１月２５日？だったかな、突然水揚げが始まったことがあります。当日は秋田椿台カントリーの「ハタハタ大漁祭」コンペがありました。表彰式の準備を終えてホッとしたところで携帯が鳴った。ハタハタの「発泡スチロール」を製造している社長からで、「上がったぞ～！」。慌てて帰りました。
１９日、その「ハタハタ大漁祭」が行われます。ことし最後のサヨナラコンペなので、大勢のゴルファーが参加します。最後であり、ハタハタなので人気ですが、天候に左右されます。当日の予報は「曇り」気温１２度。問題は１８日に沖合ハタハタの水揚げがあるか？ですね。
余談
昨年の様子
新聞折り込みを断念しました。１５年間恒例だったが、漁が見えてこないのであれば、やむを得ない。
「ハタハタだったら男鹿市役所前！」のフレーズで町内や近隣のお客様は馴染んでいたと思います。ですから、水揚げが始まれば、折り込みしなくても来ていただけると見込んでいます。甘いかな？？
「産地直送」で箱売りは限られていると思う。ハタハタ以外だとサンマがある。でも郵便局のは、小分けして販売してるしな～。他にあったかな？？
考えてみれば、ハタハタの一箱などたちどころに食べてしまうのだろう。神奈川の国木田さんは、メス２０匹を一回で食べたとメールに書いていた。私も食べ始めると５匹は食べるし、家族全体だと２０匹だな。だとしたら１箱（メス２５～３０匹）は軽い！！サンマは１匹で充分だから、ハタハタは特殊すぎるのだろう。
店舗販売ですが、以前は「５匹ください」の要望に、「面倒だから箱で買ってよ！」。みなさん驚かれたことでしょう。けっして傲慢なのではありません。スタッフ全員、睡眠が取れないものですから体が動かなくなり、細かいことができないのです。「申し訳ないですが、自分で秤に上げて目方教えてください」
店の前が車で渋滞することがよくあります。その対応で、とても小分け売りできないのです。許してください・・お客様・・本当です。こう言えるのも、今はゆとりの時間があるからですね。
ところで写真ですが、看板が３年前の「爆弾低気圧」で吹き飛ばされていたのです。それに気が付いたのが、この写真撮影したときでした。
本日の相場は、状況によります・・
＊７～８年前だったかな？１０日以降～年末まで時化が続き、そのまま網を上げて終了したことがあります。
＊解禁して間もなくの１５年前、一年魚だけの水揚げが続き、小さくとも食べ続けたせいか、２０日過ぎになって型の良いハタハタが水揚げされたがお客様は関心を示さなかった。
＊昨年は４日５日とメスが３５～４０％と多かった。今年は良かったと安堵した。そこへ時化が来て、漁をお休みしたら、次からメスの比率が0.1％～２％など考えられない状況となった。４％の時でも胸を撫で下ろしたくらい厳しかった。
＊今年は資源保護のため、枠の８００トンに到達しだい禁漁措置が取られます。（昨年は１２６０トンの実績）
メスが水揚げされるチャンスは少ないと感じます。そのため、前もっての予約の方が優先となり、価格表示をやめることもあります。
いろんな状況がありますので、ご理解ください。
整理中
ご案内のメールを流したら、受信トレイいっぱいになり、慌てて整理中です。ありがとうございます。
ところで事務仕事は、きつい労働の合間にやると間違いが起きる。きょうは作業せずパソコンに向かっているが、登録した住所に変更は無いか？
など神経を使います。机よりは長靴が適正とつくづく思う。
事務の女の子を探したら、１２月中はOKの返事。水揚げ間近からの出勤なので支障のないように、彼女用の受注、伝票発行のレシピを作ってます。本当の問題はそこにはありません。
漁が始まると、電話は鳴るし、事務所には近所の人が押しかけます。男たちは荷造りに追われ、怒号が飛び交います。そんな経験したことの無い環境でパソコン操作できるだろうか。
わたしは普段、品性も高潔で笑顔を絶やさず穏やかです。そんな私の誘いに彼女はすぐにOKの返事。これは私の人格のなせる技であろう。ところが、始まると海の男に豹変しますので、その落差に愕然とするはずです。そんな姿を見ても辞めた人はいません。多分、経験したことの無い現場にいる高揚感を共有するからと感じています。
漁が一段落した頃の安堵感は格別ですし、同じ時間を過ごした連帯意識は何事にも変えられません。
初漁まで、あと２週間かな？あ～～胃が痛い。
メール発信しました。
おひさしぶりです。いよいよ時期が迫ってきました。
ことしも、皆様にハタハタ情報をお届けいたします。
今年は１～２年魚の小型が主体で、販売に適した３～４年魚は少なめです。
できるだけ吟味いたしますが、昨年より見劣りすることは避けられそうにもありません。
資源保護の必要性から、水揚げ枠が昨年の５０％となりました。
そのため漁の打ち切りが早くなりそうで、年末ご希望の方には対応できないと感じています。
また、枠の減少によりメスの高値が予想されます。その時は「混み」がお勧めです。
浜の情報は、漁が始まるとリアルタイムで「日記」に書きますのでご覧ください。
今年も鮮度抜群のハタハタをお届けいたしますので、ご期待ください。
今まで事務処理してた女性が今年はいません。だれか助けてくれないかな～？
見込み価格発表
お待たせいたしました。
メス３K４８００円、混み３K３０００円、オス４K２４００円と設定しました。
メスは昨年の見込みより１０００円アップ。混みは２００円で、オス据え置き。
問題はサイズだが、去年は２～３才魚主体で、今年は１～２才が主。選別をがんばっても、昨年より見劣りは避けられないと思います。
昨年ですが、メスは最初２８００円で販売できました。ところが時化あとメスが全体の１％しかいない状態となり、浜値の４５００円で販売した経緯があります。
あまり高い場合、メスの販売をやめて、混みだけ表示する場合もありますのでご承知ください。
現在もメスの予約随分入ってますが、かなり高い場合確認のメール入れさえていただきます。
晴れ晴れできる漁を期待してます。それで満遍なく発送が済んでくれたらと願うばかりです。
御嶽海
日曜日夕方、江戸川の三浦さんから電話が入った。要件用件をはなしていたら突如「御嶽海が出てるよ」「今仕事中でテレビ無くて・・」しばしの沈黙後「おっ勝った」。幕内昇進後幸先の良い出だしで安堵する。その後負けたが、幕内の雰囲気になれるまでは難儀するでしょう。
「ハタハタ本日の相場」って、どうも射幸心を煽るようで、わたしのインテリジェンスに合わないんだがな～。今年は量も少ないだろうし「ハタハタのご案内」に変えたいんですが・・。とホームページ製作者「男鹿ナビ」さんに話した。
ニコリとも悩みもしないで、「これで馴染んできたところじゃないでしょうか」。それで今までどおりです。どうなることやら？？？？
余談
男鹿市の生ごみは、人数割りすると秋田県第１位とのこと。以前新聞だったか？なにかの資料で知った。月別は書いてなかったが、１１月１２月が突出してるだろう。
１１月は底びき、１２月は季節ハタハタ。寿しを作ろうとして、頭やら内臓がゴミで出される。寿しの場合、１００Kに対し４０Kが廃棄なので、かなりの量となる。原因は間違いなくハタハタです！
天気が良ければ、浜で網の手直しする漁師さんの姿を見かける。少しづつ準備が始まっているようです。「男鹿海鮮市場」の親方は、ハタハタの親方でもある。駐車場に網を広げていたが誰もいない。干しっぱなしでゴルフ場であそんでいるのかな？
わたしの準備といえば、DMの印刷は済んだし、あとは郵送するだけ。ただし、明日オープン予定の「ハタハタ本日の相場」で悩んでいる。相場ってふんだんにハタハタがあって成り立つもので、高値安定が予想される状況では「ハタハタのご案内」が妥当か？
寿し用の桶。水漏れがないか調べています。その後ハイターを入れ殺菌です。ま～コツコツ準備してます。
男樹・熊谷さん
昨年の日記から
水産振興センターでは、今年の初接岸は１１月２７日とコメントをだした。ただし、時化なかったり、暖かいと多少遅れるとのこと。２～３年魚の中型主体で１年魚がかなり多いと併せて発表。
今年は１～２年魚主体と発表されました。昨年の２～３年魚でも大型が少なかったので、正直なところ今年は大型を期待しないでください。大きいところだけ選んでのご希望にもそえられませんので、あらかじめご了解ください。さらに、水揚げ枠の減少で高値推移でしょう。
「２万円送金しましたので、良い塩梅でことしもよろしく」と熊谷さんからのメール。予想価格も決まってないのに振り込まれました。もう５年もこのパターンで、全部丸投げって言いますか、信頼いただいてるからでしょうね。とても嬉しくて、元気が出ます。
みなさんはとっくにお気づきでしょうが、わたしはお金が大好きです。通帳の残高が増えていく喜び・・あ～～陶然とします。ま～そんな私の性格を実に良く把握されてる熊谷さんは、立派な淑女と断言しますよ～～わ・た・し・は！！
それでですね・・張り切ってしまうんですね・・・アハハ。ハタハタはもちろん、お正月に欠かせないものなど、わたしが勝手にチョイス。それをまた褒めてくれるんですね。と、いうパターンで５年間過ごしてきました・アレッ？もっと前からだったかな？？ま～そんなことはどうでもよろしい。厳しいハタハタ戦争で疲れきっているのではと、励ましのメールやらで、とても感謝しています。
わたしは写真のとおり、男前です。１０年前はもっと良かったし、子供の頃はお人形さんみたいと巷の噂でした。ですから、漁で日記のボルテージが下がると、熊谷さんの紅涙を絞ってるのではと、心配でした。あ～～すいません、自分を褒めるって、頭すっきりしますね。
こんな日記を書いてるので、オツム弱いのねと、可哀想に思い送金を早くしてるのかも・・。
若い女性だと、グラグラしますね・・A子さん、B子さん、C子さん。またかと思わないで見守ってください。
スイッチが入った
昨年の写真
今年のハタハタは１～２年魚の小型が主体とか、水揚げ枠が昨年の半分に決まったなど、マイナス要因が多くて参っていた。しかし沖合の漁模様から、ハタハタがまったくいない訳じゃない。そこでスパッと切り替えた。
みなさ～～ん！！ことしは昨年の大きさを維持してお届けが厳しいです。
みなさ～～ん！！枠が少ないので高値で動きますよ～！
みなさ～～ん！！枠が少ないので、突然漁の終了になることありますよ～～！！
こんな感じだと、お客様を追い払っているようなものですね。でも、今年の漁はこんな展開しかできないと諦めたら、突然電圧が上がり始めました。
寿しの切込みを初めています。できあがりは来月１０日頃ですね。ことしはうまくできるだろうか？
実は昨年、最後の汚れ落としに塩をまぶして洗うのですが、その塩抜きが足りず変な寿しができました。塩が多いと、酵母菌の活動が停滞します。それでショッパイだけの寿しができました。（ゆとりがあった前半の寿しは美味しかった）
塩まぶしは、早く漬け込みたいので往々するのですが、ここ２～３日でハタハタが押し寄せるだろうと考えた焦りから、塩抜きが充分でなかったのです。ま～今年はそんなことが無きよう仕込みをかなり早くした次第。
というのも、フライの注文が１２月かなりある予定なんです。販売しなければならない時にフライは作れませんので、一生懸命作ってます。寿しとフライでかなり体がキツイ・・。が、気合の入った躁状態を今月に入ってから維持してます。忙しいと、先の心配してられませんものね。
しょっぱくした寿しは、「切込み」という塩辛にしました。
男鹿の会・私が男鹿の人間だったらな～～
男鹿の会の日記を読んで、江戸川区の三浦さんからメールがありました。彼は森岳産で同い年。毎年ハタハタだけでなく、ゴルフの賞品などで弊社を利用してくださる、ありがたいお客様ですよ～～。それから身長６尺・・・羨ましい。
こんにちわ、ご無沙汰しております。大分忙しい日々を過ごされたみたいですね。それにしても、笹渕さんエネルギー有り余っているね・・・すんばらしー＞＞＞あくなき故郷への御奉仕精神かな？
私が男鹿の出身だったら、男鹿の会に相当協力出来たんだがなー。当社の運送部が、青森とか秋田とか東北方面に行った帰り、ダダダダコの太鼓とかは、魚のように腐るものでもないし、会の準備に支障が無ければ、帰りに積んで帰って当社の倉庫に保管して当日２ｔ車とかで会場に運び入れる事が出来るんだがな～。倉庫から市谷まで、日曜日だったら30～40分位で行けるからね！残念 男鹿の会に協力できたのに・・。
ところで、ハタハタ本当に先が暗いのかね～？毎度の事だけど自然相手は大変だね。特に今年は世界各国で異常気象が発生しているみたいで、砂漠に台風、おかしいね？？？
それでもシーズンが来ると、どーしてもハタハタ食べないと・・。この辺の感覚はお金じゃないね。ある一種の正月前の儀式みたいなもんだよ！ 少し休んで準備怠りなく、よろしくね。
今年も２ケ月切りました。御身大切に、お互い頑張りましょう。
江戸川 三浦
さてハタハタですが、大丈夫あります。ただ、枠を超えると漁はオシマイ。ですから早めに予約された方が優先です。実はわたしの心配は、加工用のハタハタを一年分確保できるかどうかなんです。ハタハタ一本で生きてますので・・。
きょう水産振興センターのハタハタ博士、甲本さんから電話があり、沖合のハタハタを是非使ってくださいと連絡がありました。漁協との橋渡しにも便宜をはかっていただき、スムーズに仕入れが可能になりました。
いったん水揚げされると、ハタハタは死んでしまいます。大きいのは箱詰めしてセリにかかりますが、小さいのは自家消費となります。「ダーウインが来た」の頃、そのことがとても勿体無いとお互いに話あっていたのです。
博士はできるだけ小さなハタハタは網にかからない工夫、例えば小さいハタハタは岸に近い所に寄りがちなので、できるだけ沖の方へ網を入れるなどを提案し、生産者へ資源保護の啓蒙もしています。生態の研究だけの範疇を大きく超える活躍には脱帽です。
ところで沖合のハタハタは脂が乗ってます。いつまでも「寿し」「一夜干し」ではなく、ハタハタに馴染みのない方でも食べられる新製品を開発します。
これも、秋田県漁協が加工材料を県内全域から調達することで安定仕入れが可能なのです。であれば、進めることができるのです。正月あけから試験試作にとりかかります。内容は・ひ・み・つ。
間もなく開店
春日井や男鹿の会も済みぼや～～としてたら、お尻叩かれました。休店中にもかかわらず、すでに注文多数入っています。
お世話になります。お久しぶりです!!黒沢です。やっとハタハタの時期がもうちょっとで到来ですね♪今年も11月になったらメールさせて頂こうとアラームかけていました〜。パソコンの調子が変で、ちょっと遅れちゃいましたが今年も予約注文させてください!! メスのハタハタ １つ（去年同様でお願いします～） やっぱり笹渕さんのハタハタは違います!!本当に美味しいです♪今年もイイものが上がった時に送ってください今年も家族みんなで楽しみに待っています!! 寒くなりましたね〜。秋田はもっとですよね...。十分に気をつけて頑張ってくださいね☆ご自愛ください。宜しくお願いします。価格表示もしてないのに、予約していただくのは心苦しいです。なぜなら、ことしは不漁が確実な状況から、「ハタハタ本日の相場」の見込み価格を上げて表示します。また人気の「子持ち三五八漬け」も２Kから１．５Kに変更しました。水揚げが順調であれば、価格は下げてお届けします。三五八漬けも昨年の２ｋで荷造りします。 え～とですね、黒沢さんへ返信メールを書きました。
まもなく日記に書きますが、漁は厳しいものになりそうです。きのう沖合のハタハタ漁は１～２年の小型が多く、見事なサイズが極く少しだけ。満足な大きさで直送できるか？？？？ 水揚げ枠も昨年は１６００トン（水揚げは１２００トン）で今年の枠は８００トンと昨年の半分。そのため、価格は昨年より高くなる状況です。 ２年前から、浜に打ち上げられるブリコが極端に少なく、資源の減少が懸念されていました。 ことしはどうなることやら？？？ま～できるだけ頑張りますので、ご理解ください。それでは後日・・・。 なお、「本日の相場」は１０日頃までにオープンします。 ほんと、意気上がらずです。それでは、ありがとうございます。
それに対し、黒沢さんから
ハタハタ・・・そうなんですね〜大変ですね〜。先日、笹渕さんのメールにあったNHK「ダーウインが来た」見たんですよ〜。あんなにいっぱい努力されてるのに＞_＜
笹渕さん、元気だしてくださいね！頑張ってください！楽しみに待っていますのでよろしくお願い致します。
意気消沈してたら、お客さまから励まされて・・申し訳ありません。漁模様がどうであれ、一所懸命やるしかありませんね。
男鹿の会３０年②
東京駅からテクテク歩き、桜田門「法曹会館」に向かう。その一歩手前に「日比谷茶廊」があり、少し休憩してから翌日の準備と考えていた。ちょうどお昼だし、食事してからが・・・生ビール３杯飲んで会館に行く。とても良い気持ちだ。勢い良く、男鹿の会のみなさんにご挨拶し、階下の荷物を２階の会場に運びこむ。台車で１５回分はあったと思う。酔ってても平気でした。若かったですね～無敵の肝臓と言ったところでしょう！荷物が多くなり、そのうち保冷車やワゴン車で搬入するようになってから、この麗しい行為ができず、はなはだ残念に思っています。
来年は、現会場アルカディア市ヶ谷から靖国経由、皇居を左手に見ながら日比谷茶廊までお散歩。帰りはずっと上り坂だから、地下鉄で戻ろうっと！
３０週年だから「なまはげ太鼓」も出演するだろうし・登藤幹事長が、市長に要請したと聞いた。来年はワゴン車では無理だから、２トン冷凍車で搬入する。ただし運賃予算が３万円。ところがダダダコの太鼓は往復１万円。太鼓を載せる台も同額。なまはげ太鼓は、太鼓が３個、ドラ１、ドラ台１に衣装ケース１で、ヤマトで運ぶと、８万円の運賃。以前はどんな大きな荷物でも８００円でした。ヤマトは経営が苦しいのかもしれない。
旅は車に限る。着々と目的地に近づく時間がとても好きです。幾つまでできるかな？？
今年のハタハタ漁
秋田魁新報社記事拝借 １０月２９日 漁獲枠半減、資源推計法見直し影響 今季ハタハタ、より厳格化 ２７日に開かれたハタハタ資源対策協議会で今季のハタハタ漁獲枠が昨季（１６８０トン）の半分以下となる８００トンに決まった背景には、今年から資源量の推計方法を見直したことがある。 県水産振興センター（男鹿市）によると、これまでは秋田市沖の水深２００メートルより深い天然礁で稚魚の生息密度を調べて資源量を推計。毎年の漁獲実績や１歳魚の推計数を基に２〜４歳の年齢ごとの数を出しており、漁獲したり自然死したりした分を差し引き、新たに資源となる稚魚の数を加え、全体の資源量を算出していた。 しかし、センターの甲本亮太主任研究員は「今季の調査では稚魚の密度が近年でも特に高く、資源量の過大推計につながる可能性があった」と説明。過大推計は過剰漁獲につながる恐れがあり、推計の方法をより厳密化した。 今季は１歳魚に限り推計方法を変更し、親魚の重量から稚魚の数を推計した。その結果、全体の資源量は昨季に比べ２２００トン少ない２千トンとなった。協議会は漁獲枠を資源量の４割と決めており、今季は８００トンに決まった。
男鹿の会、来年は３０周年
法曹会館（初期の会場）https://www.hosokai.or.jp/item/kaikan/kaikan.html
随分前のお話なので、錯誤あると思いますがお許しください。
第一回目を終えてから、男鹿市観光商工課より「男鹿の物産展」を開かせていただいたら如何でしょうとお話がありました。当時通産省の補助事業の中に「販路拡大」があり、ピッタリ合致する。会計検査院から質問あっても堂々答弁できる。そこで正月明けに上京しました。そして飯田橋の小料理屋さんで、三浦会長さんや山本幹事長にお願いし、快諾していただきました。それ以来連続２８年間、総会に参加させていただいてます。
当初、何が如何ほど販売できるか雲を掴むような話。一回はやってみなければ分からないのが、見事完売となり傾向と対策は翌年からバッチリ！！
ところが一年ごとに荷物が多くなる。当時運賃５万円が男鹿市の予算だったが、全然間に合わない。そこで２トン保冷車で走りました。これが馬力の無い車で、下り坂だと１００K出るが、登りだと７０K程度。東北自動車道や首都高速では、まわりの車から顰蹙を買ってました。
平成７年だったか三浦会長が、「明日、男鹿にもあればと思ってる海鮮レストランに行こう・・銀座の先だ・・」。カーナビが無いので細かいところは大変不安で、そこからまわり回って首都高速に乗れるとは思えない。「いや～早く帰らないと・・」「いいから行きましょう！！」会長のお誘いなので断れない。
翌日、晴海に行きました。そこで「パエリア」「カルパッチョ」を食べました。帰りの道程が心配で味は記憶に残ってません。
案の定、銀座から上がろうと考えてたら、一歩前の交差点で右折。多分築地本願寺の交差点でした。すぐに車から降り、一番近くのインターはどこかと２ヶ所くらいで尋ねるも、ラチがあかない。幸い近くに交番を見つけてようやく、箱崎で上がれた。
結構無謀な性格なんですが、東京はいったん道を間違えると、一方通行などで元に戻るのは至難。前日はそのことで眠れませんでした。片側４車線をボロトラックで走れたのは、三浦会長の恐ろしい仁徳でしょうか？すいませんすいません・・。
当初水産加工組合の職員でした。平成８年に独立し現在にいたるのですが、「男鹿の会は、あなた個人とお付き合いするので、ずっと来なさい。」
４５才の独立はいかにも遅い。しかし会長はじめ男鹿の会のみなさんの励ましなどがあり感奮しました。春日井でも同様でした。
男鹿の会への思いが強いのは、その経緯があったからです。
三浦会長は、男鹿では日中、新鮮な魚介類を提供する「食事処」が無いことを残念に思っていたのです。それで、晴海の海鮮レストランまで私を連れていったのです。「仕事が落ち着いたら、そんな場所を作ることを考えてください・・」。私が作るとか、もしくは他人でもよいので地域内でリーダーシップをはっきするのはできていません。会長の気持ちに添えることができないようです。いまだもって非力で申し訳ありません。
