はたはた日記

さしたることもないはずが・・。
雪も少なく楽勝だったが、水道管の凍結で水がジャジャ漏れ。大慌てで業者さんに電話したら多くの方から修理を依頼され「目処がたちません」とつれない返事。
マイナス６～８度の気温が数日続いた。そのため市内各所で凍結騒ぎがあるそうだ。
困った、加工作業ができない。
そこでステンタンク２００リットルに水を貯める。凍結止めを開放すれば水道はでるが、破損箇所からも多く流れる。漏れた場所にポリバケツを並べ洗い水用にする。
どうにか対処するがしばらくは難儀だな。

寒いので雪は軽い。軽いはいいが凍結か～。

さしたることも無きかな・・
寒い日々が続く。とうとうスキーウエアをつける羽目になり・・さしたることもない。
連日給食の製造で・・さしたることもない。

同年の方と毎朝オガーレの納品で一緒になる。７０代の見栄っ張りは面白い。
「きみ、一週間に一度わたしはしてるが。いかが？」
「一週間に一度は無理だが、一回で２発です」
さしたることもない。

雪がすくないので除雪は楽だ。このまま春に向かうかな？甘いな・・。

寿しは売り切れ、次のできあがりは２月１３日。

こころ踊ることはなくなった。はやくゴルフをしたい。

９時

子持ちシシャモ一夜干しです。さっと焼いてそのままでも、またマヨネーズでも美味しい。
なにしろ細い魚ですので、エラに金串を入れ口まで通す。写真は少しだけですが、５００匹ほど乾燥しました。こんな針仕事のような仕事は私には向いてません。８～９日スタッフはお休み。だれもいないのでこのような作業をしています。
試験試作で塩分量を確認し、今回は本番。
シシャモが大好きで、ま～娘の恥じらいにも似た淡さが好きだ。いくら好きでも連日食べるのは大変です。まいにち７～８匹は食べた。２匹試食が適当だが、好きなので多く食べてしまう。元旦から毎日だから食傷気味。

電話入ったのでこれで終わります。

１５時
スタッフがいる場合お昼休みは布団の中。ひとりでいると電話は入るし対応しなければなりません。つまり布団に入るために自宅へは戻れない。
道の駅補充、ししゃも一夜干し乾燥→パック、ときたまのお客様対応、電話番、ハタハタ開き洗浄冷凍などで休憩もできません。
明日は市場へ仕入れにいきます。スタミナ補充で「あんこう鍋」と日本酒。あ～忙しい。

雪が少なく助かってます。昨年はすでに軽トラックで排雪してたがいまのところなし。寝起きの除雪は高血圧にはスリル満点だが心配のないおだやかな冬です。
ブルドーザーの寄せた雪が自宅や事務所前を塞ぐことはなく、ルンルンして歩くのは快適です。ま～はしゃいですってんころりを注意するだけ。ただし除雪で鍛えられないので飛距離ダウンかもしれない。

スタッフ全員そろったきのうからフル稼働。しかし悪い知らせに大きくとまどう。加工用ハタハタの価格が一気に倍との知らせ。大不漁だったとはいえ、あまりの価格にしばし沈黙。県漁協には来週購入予定を伝えるが、どうやって販売できるだろう？ハタハタ離れの加速につながる。
漁前に、ハタハタから変更すべし」との公式見解が現実に・・。ここ数年ハタハタから他の魚種へ転換を図っているが、思うに任せない。

連休明けに結論出します。

読者との出会い

「日記見てます」と声をかけられた。高血圧で月一回は訪れる医院の看護婦さんでした。
スックと立ち凛々しいそのお人柄にわたしも高血圧のめまいを恐れながらも直立姿勢となる。その立ち居振る舞いに粛然となりました。いや～人格にひれ伏すってこのことだ。
あんな変な日記はじつにお恥ずかしいが、楽しく読ませていただいてるとのこと。正直って美徳だ。
家内と同僚だったこともあり、また人間が軽いので話しやすかったと拝察。
それでですね、院長さんはA型。奥様はO型の診断はいかがでしょう。次の診察ではピンポ～ンかブ～かお伺いします。
声をかけていただき嬉しかった。

山田風太郎さんの日記から一部紹介いたします。
＊４月３日午後３時B２９一機来。
＊四方教授、細菌学の時間「淋菌」についてみなを大いに笑わしむ。曰く。
「本菌は培養すこぶる困難にかかわらず、人間に対しては百発百中、保菌者として交接せざるは鉄茎ともいうべきものにして、しかも免疫療法なく自然治癒もなきかな。何度でもかかる。而して本菌の猛威をふるうはもっぱら人間のみに限りて、他の動物にはこのことなきがごとし。実に人間みずから開拓せる天罰の標本にして、諸君青年の大いに心すべきとところなり」
冷然としていい、ニコリともせず、みな抱腹絶倒す。余思えらく天虫とは凡らく本菌のことをいうなるべしと。

ついニヤリとしました。いかが？

さすが作家の日記無駄が無きかな。余もみならうべきところなり。

「あけましておめでとうございます。ことしもよろしく！」の声が飛び交う「道の駅おが」今朝の光景です。
ようやく普通の生活にもどれると安堵しています。本ばかり読んでると変に偏るくせがある。いつもどうり「不倫してますか～～」と遊んでるのがお似合だな～。
３日が初売りと勘違いしていた。早朝道の駅に寄るのがわたしの日課だが、除雪しているスタッフを見かけ、あわてて搬入口できょうから初売りの掲示を確認。ダラダラから戦闘モードに切り替えた。

積雪５センチ－２度。出足は良くないだろう。ま～新年福袋もありますので、ぜひおいでください。
http://michinoekioga.co.jp/

お正月用に山田風太郎「戦中無戦日記」を準備した。
文藝春秋に本の紹介欄があり、日記が目に止まった。「日記」とあるし、拙いわたしの参考にと思った次第。

作者２０代前半、東京医大在学。空襲の続く東京生活を書いている。
空襲が落ち着けば学校だし、借家にいても勉強と読書。読書は専門書もあれば、「哲学」「小説」「外国文学」など多岐にわたる。部屋が２階なら落ちてしまうだろうな～と感じるほど多い。
２０代前半だと、すべての考察が若いせいか微に入り細にわたる。わたしも２０代は理屈っぽかったし、独善に陥ることが多かった。
ともかくあの空襲の中でも学び続けたことに驚く。戦後の復興が素早かったのは文学世界だけに留まらず山田さんのような方が日本中にいたことだろう。

「日本人が殺されたらその３倍殺そう」にややショックだったが、当時の日本人のメンタルを強く感じる。
最近では「敵が攻め入ったら私は抵抗しません」と話したアニメ監督もいたし、「話し合いで解決するんだ」という社会党系のサラリーマンもいた。わたしは嘘だと強く反発した。「それでは、妻や子供が敵の手にかかれば黙って見てるのですか？妻や子供に抵抗してはいけないと説得するのですか？」と。日本が蹂躙されるのは許せない。ウクライナのみなさんが国を守る姿をあなた達はどう思われるのか？少しエキサイトしましたね。

戦況を正直に伝えない軍部、新聞社だったが、詳細を正確に報道すれば民衆を統率できない。そのジレンマに身悶えします。
いまのロシアは・・。

年賀状ご紹介

20230102_101957.PDF
手作りの年賀状です。尼崎佐藤様です。富士山の前を跳ねているハタハタ！！ありがとうございます。じっくりとご覧ください。
よく作るものと感心ひとしきり。
そのですね、ハタハタで頭抱えてられませんね。ありがとうありがとう。
面には水切りが印刷されデラックスですな～～！

なおお返しの年賀状をこれから作りますので、佐藤さん少々お時間ください。制作に失敗するかもしれません。そのときはお許しください。

朝からお返し年賀を書いてますが、腱鞘炎があまりひどい。到着なされてもがっかりしないでください。

昨夜は強風が吹き、今朝も続いてる。
２日は年賀状を書きます。仕事柄年内はできません。さて、腱鞘炎もあり握力がほとんどなくて筆を握れない。筆先を安定させるにはかなり力が必要で金釘流になる。パソコンの扱いができないので、曲がりくねった金釘体で許していただきましょう。

きょうは寿し予約の方への対応もあり、ゆったりと時間を過ごす。ビールなど召し上がりたいが、昨今職を失うことになるでしょう。
顔なじみのセブンイレブンの面々に新年のご挨拶をしながら筆ペンを探す。いつぞやはボールペンやサインペンで済ましたが、ことしはランクアップ。右腕の親指ホッペが痛いので、下手が上手になる筆ペンを探すが世間は甘くない。恥を偲んで書きますよ～。

寿し２０００円以上お買い上げの方に塩サバプレゼントですが、残り２個となりました。塩サバ大好物の方はお早めに寿しをお求めください。

あけましておめでとうございます。

いまだ見たことのない光景はどんなだろうか。好奇心に駆られ山を駆け上る少年のようでありたい。
わたしが一番好きなイラストです。
年齢で萎んではいけないと、ときたま見て戒めています。
毎日新聞より
作者のご紹介

郵便局長の描く絵が人気　小包にシール、届け男鹿の風景　秋田
秋田県男鹿市の名所を柔らかな色合いで描く絵はがきが男鹿市の道の駅などで売られ、観光振興に一役買っている。市内の金川（かねがわ）郵便局の局長、鎌田直哉さん（47）の作品だ。20年以上続ける趣味の水彩画を仕事に生かす。絵はがきは道の駅で計3000枚以上買われる人気ぶりだ。
始めたのは1997年。社会人になり、空き時間に筆をとった。職場の人に描いた絵を年賀状で送ると喜ばれ、続けるうちに趣味になった。
手にとるのは透明水彩絵の具。写真を見ながらスケッチブックに鉛筆で模写し、サインペンでなぞった上から薄い色を何層も重ねて濃淡を出す。時にはテレビをつけながら、気ままに進める。完成までには2、3日の時もあれば何週間もかかることもある。